クロダイ釣り

クロダイはマダイの仲間

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クロダイ釣り

「クロダイ」という名前のとおり、からだは黒い色をしています。ひれが大きいので、泳ぎが得意ですばやい動きをします。大きさは、大きいもので約50センチ、重さは4キログラムにまでなります。

関東では、クロダイ。関西では、チヌと呼ばれます。九州では、チンと呼ばれますが、成長によって名前が変わり、1才で「チンチン」、2才になると「カイズ」になります。小さいときにはからだに、数本のはっきりとしたシマがありますが、成長するとだんだん薄くなります。

クロダイは、北海道の南部から九州、さらには沖縄まで全国の海でつれます。磯や湾内、河口など、季節によってすみかを変えます。

警戒心が強く、音やにおいにも敏感な魚です。昼間は警戒して岸に近づきませんが、夜になると行動が大胆になります。そのため、昼間は無理ですが、夕方から夜になると、河口付近で、堤防でも夕方つれます。夜ならば、砂浜でもつれることがあります。

クロダイのつり時期は、春から秋にかけてです。夏からは、投げ釣りも始まります。クロダイの海釣りは、夏は場所が限られますし、夕方から夜にねらうことになりますが、秋になれば、どこからでも投げ釣りで狙えます。朝早くと夕方に釣るのが一般的ですが、昼間でも、潮通しのよい磯のまわりなら良いでしょう。

クロダイは、生命力が旺盛な魚で、なんでも食べます。海岸のごみ捨て場や、川から流れてくるものなども食べてしまいます。ただし、えさは何でもいいわけではなく、季節や釣り場によって、いちばん食べているものを選らぶようにします。