シロギス釣り

一般に「キス」という場合シロギスのこと

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シロギス釣り

キスと呼ぶほうが正しいのですが、キスの仲間のアオギスと区別するために、シロギスと呼ばれることがあります。関西では、アカギスと呼ばれることもあります。

岸に近い、砂底に住む魚です。潮通しのよい、海底が砂や、砂と砂利、またはどろがまじっているようなところで、水のきれいなところにいます。海底に岩などがところどころにあるような砂地も、シロギスが好んで住む場所です。海底から20〜30センチくらいのところを小さな群れで泳ぎます。

シロギスの口は、筒先にようになっています。えさを見つけると口を筒のように出し、水をふきつけて砂を飛ばし、えさを吸い込むのです。

スマートなからだつきで、からだのわりに大きな背びれとしりびれをもっています。透き通るようなパールカラーが、きらきらとして非常に美しいことから、「砂浜の女王」と呼ばれる魚です。

シロギスは、水温が15~20度のときによく釣れます。これをシロギスの適水温といいます。したがってシロギスの釣り期は、通常、春から秋までとされます。5月、6月は、産卵が近づいて、魚が浅場によってくる時期・・・「のこみ」・・・で、10月、11月は、冬になり、魚が深いところや、暖かいところへ移動する時期・・・「落ち」・・・で、特に釣れる時期となります。

シロギスは、きれいな浜辺で家族みんなで楽しくつれる魚です。海釣り1年生のお子さんや女性の方に向いているかもしれませんね。