スズキ釣り

マダイと並び日本を代表する海水魚

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スズキ釣り

スズキは、関東から西の暖かい海では、船釣りで一年中、釣ることができます。

からだの色は黒っぽく、ひれと口が大きくて、見るからに感じがします。海釣りの人気の魚です。

岸近くにやってくる6月ごろから、12月ごろまでは、投げ釣りでも釣ることができます。スズキの投げ釣りがもっとも盛んになるのは、8月から9月の夜釣りとなります。11月ごろは、岩礁地帯での投げ釣りのシーズンです。特に、「引き釣り」といって、えさを泳いでいるように引っ張って釣る方法が、盛んな時期になります。

スズキは、出世魚で、大きさによって呼び名が変わります。

通常は、「セイゴ」、「フッコ」、「スズキ」と変わっていきますが、地方によっていろいろな呼び名があります。

セイゴ期は、群れをつくっていますが、大きくなると群れが小さくなり、小魚などをえさにして活発に動きまわるようになります。性格も活発で、泳ぐ能力も高く、力強く、人気のゆえんでしょう。危険を感じたり、えさの小魚を見つけてびっくりさせるとき、あるいは、ハリにかかったときにも、水面にジャンプします。これを「スズキのエラ洗い」といいます。

スズキは、南北海道から九州までの太平洋側および日本海側の岸近くに住んでいます。外海の岩礁地帯や、湾のなか、河口など、いろいろなところにいますが、夏になると大きな川のかなり奥のほうまで入り込みます。ゴカイのいる川がいいようです。台風がくると、港や河口に逃げ込んできます。